当社の脆弱性情報ページには、毎日たくさんの情報が載ります。全部を読む必要はありません。見るべきところは3つだけです。
1. CVSS(0〜10の点数)
CVSS は脆弱性の危険度を0〜10で表す国際的な指標です。
| 点数 | 当社の表記 | 目安 |
|---|---|---|
| 9.0〜10.0 | 緊急 | ログイン不要でサイトを乗っ取れるレベル。公表から数日で攻撃が始まることも |
| 7.0〜8.9 | 重要 | 条件がそろうと大きな被害。数週間以内の対応を |
| 4.0〜6.9 | 警告 | 単独では大事に至りにくいが、放置しない |
| 0.1〜3.9 | 注意 | 影響は限定的 |
緊急 と 重要 だけ見ていれば十分です。当社のページでは「緊急・重要のみ」で絞り込めます。
2. 製品名とバージョン
脆弱性は「○○というプラグインの、△△より前のバージョン」という形で公表されます。見るべきは、自分のサイトで使っているものかどうか です。
- WordPressなら、管理画面の「プラグイン」一覧とバージョン番号
- PHPなら、サーバー管理画面のPHPバージョン
使っていない製品の脆弱性は、どれだけ点数が高くても関係ありません。逆に、点数が低くても自分が使っている製品なら対応が必要です。
3. 修正版があるか
多くの脆弱性は「○○以降で修正済み」と書かれています。修正版があるなら、やることは 更新 だけです。修正版がまだ無い場合は、そのプラグインを一時的に停止するか、保守会社に相談してください。
CVE番号は気にしなくていい
「CVE-2026-12345」のような番号は、脆弱性の管理番号です。専門家が情報をやり取りするためのもので、お店のオーナーが覚える必要はありません。当社のページでは番号ではなく「何が危ないか」「どうすればよいか」を日本語で書いています。
毎日見るのは大変、という方へ
当社の保守契約では、お客さまのサイトで使っているプラグインやPHPのバージョンを把握したうえで、該当する脆弱性が出たときだけお知らせしています。「ITのことはここに聞く」という窓口がひとつあるだけで、こうした情報を自分で追いかける必要がなくなります。

